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今年も4月13日〜20日の期間、ミラノ・サローネが開催されました。

DANESEもミラノ市内にあるショールームにて新作を発表しましたが、今年は初めての日本人デザイナーとして深澤直人氏が起用されたことで、海外のメディアを中心に例年以上の注目を集めていました。

深澤氏とDANESEの関わりは、2002年に松屋銀座のデザインギャラリーで開催された「ダネーゼという普遍」展の企画を深澤氏が担当したことに遡ります。デザイナーとして初の関わりとなる今回は、ゴミ箱という日常的に使っているものが、使う人によって足置きになったり傘立てになったり…とそれぞれの気の向くままに別の機能を与えられていることに着目した「BINCAN」というゴミ箱を基本エレメントとしたシステムです。時にコートハンガー&傘立て、時にパーティーでの立食テーブル&ダストボックス、用途はユーザーのアイデア次第で広がっていくシステムになっています。

今年のDANESEの特徴は、2000年に復活して以来、毎年数多くの新作や復刻を発表してきましたが、新作に関しては2002年・2003年と実験的なものも多く、その結果、商品化に至らないものも多くありました。その2年のサローネを踏まえ、今年は発表数も絞り込み、全体に引き締まった印象の新作発表となっていました。特にサローネの場で復刻を一切発表しなかったという点で、DANESEがイタリアデザインのリーディングカンパニーとしての自負を改めて表明した、と強く感じる内容でした。もちろん今後も復刻は継続的に発表していくようですが、今の時代性に合っているかどうかーデザインそのものの持つ普遍的な力と現代生活で活かされる機能を持っているかーを、じっくり見極めてリリースしていくとのことでした。

 

 BINCAN Naoto Fukasawa


EVOLUTE Matali Crasset  VASOVASI Franco Raggi  ADAGIO Elisabeth Vidal


ERA ORA James Irvine  TOOLBAR Rota & Pedretti


MENDIP  Theo Williams  SNELLO / SPAZIALE  Alberto Meda


写真左上より時計回りに/「Domus」のインタビューを受ける深澤直人氏、Alberto Medaさん、James Irvineさん、Alfred Haberliさん、Matali Crassetさん、Harri Koskinenさん、DANESE社長のCarlotta

毎年サローネの日曜にショールーム前の広場にて、「BRUNCH with DANESE」と銘打ってパーティーを開いていますが、今年も晴天に恵まれ、無事開催することができました。今年はサローネ開催中に書店に並んでいた「Domus」での特集や「intramuros」での表紙など、深澤直人さんがクローズアップされていたこともあってか、パーティー中もここぞとばかりに集まった海外メディアを中心に深澤さんは取材にひっぱりだことなっていました。DANESE のマンゾーニ君も「日本人がバスに乗って40人も見学に来た!」と大騒ぎしていました。ほかにもパーティーには今年新作を発表しただけでなく、DANESEでプロダクトを発表したことのあるデザイナーも続々来場していました。サローネのレセプションでは普段はお目にかかれないデザイナーがふらりとレセプションに登場したり、町中を歩いていたりするので油断できません。「デザイナー顔写真名鑑」があれば、けっこう助かるのですが…。

 

 

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